ちょっと、最近使っている端末のネットワークポリシーがほぼ自由なんだけど、ルーターの設定の影響でWindows Live Messengerが使えない、と言う事態が発生しているためにVPNで出先からの窓口が欲しいと思って、ちょいと借りてみた。
仮想化自体に興味はあったので、他所のサービスと比較してみた。ポイントは
- データをいっぱい置いたりするような使い方は余所(つまりはこのサイト)を借りてるので、無意味にでかいディスクスペースは不要
- rootで一般的なサーバー管理ができるサービス(VPSなら当たり前)
- (ここと併用するので)安いに越したことは無い(年に1万以下?)
と言うところ。
まぁ、そんなに比較できるサービスも無く、お値段的にさくらインターネットのVPSかDTIのServersMan@VPSかと言う選択肢しか無い。基本的にはVPSと言うサービスでくくられているため、そんなにたいした違いは無いけれども、仮想化の方法が違うため微妙に違うこと、そしてそれが一番重要なことだ。さくらのVPSはKVMを使っているため、完全にPCを一台借りて自由にやってる状態です(完全仮想化)。おうちでVMWareやVirtualBoxにOSを入れてる状態と思えばよい。それに対して、DTIのVPSはOpenVZと言う仮想サーバを採用しています。こちらはLinuxカーネルはみんなで共有して利用しているため、カーネルの設定はできません。
kernelをいじれないことはそんなに重要なことじゃないと思うかもしれませんが、ネットワーク周りでは大変です。おうちルータを作るときにnetfilterをゾロゾロと有効化した記憶はありませんか?仮想サーバのServersManではその辺を自由に設定できません。しかも、肝心の何が使えるのかという事前情報は皆無…
結局、ServersManでもiptablesは使えるよ!と言う情報を頼りにServersManを借りてみました。一番小さな環境を提供していたからね。それに、初期費用無料で無料中の解約可だったんで本当に使えなかったら無料期間中に解約してしまえばいいし。
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